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美容室の来店の間隔が長くなって売上げ減少? サロンの利用実態は?

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美容室に伺って話を聞くと、お客様の来店頻度が減っているという話は聞きますが、実際に調査結果を見て驚いてしまいました。美容室の「オーナーさんたちが肌で感じていた以上に実態は厳しいと言わざるをえません。具体的な数字などを見ていきましょう。また、忘れがちなあれの提案のチェックをしましょう。

美容室の来店の間隔が長くなって売上げ減少? サロンの利用実態は?

来店頻度は減少傾向

以下は、株式会社リクルートライフスタイル ホットペッパービューティーアカデミーの利用実態報告書(2017年)による
美容室の年間利用回数です。
[美容室]
【男女】年間利用回数(サロン利用者)
【女性】サロン年間利用回数の平均は4.50回で前年比0.01回増で、ほぼ横ばい。
【男性】サロン年間利用回数の平均は5.38回で前年比0.27回増で、2年連続で増加。

女性は平均で81.1日に1回

女性は平均で81.1日に1回、男性は67.6日に1回、美容室を利用しているという事になります。女性は約80日ですから2ヶ月半以上空くという事になります。2ヶ月半と聞くと意外と短いとイメージするかも知れませんが、ヘアカラーで毎月来店している人や頻繁にセットで訪れる人も含めた平均です。

年に1回しか行かないという人も14.7%

年に2回か3回しか行かないとい層が一番のボリューム層となっており、疎遠になっている人が増えている事が分かります。事実、女性で年に1回しか行かないという人も全体では14.7%で、中でも20代で19.1%。30代でも19.4%もいるという結果でした。さらにその割合が4年前と比べると6.6%も増えています。

お客様はどのような方法でサロンを予約しているのか?

ネット予約利用者が激増

"過去1年におけるサロン予約方法のうち、「ネット予約利用者・計」は34.7%でした。2014年は24.4%だったので急速に伸びている事が分かります。そのデバイスは「パソコン」は16.3%、「スマートフォン」は19.3%で、スマートフォンからの予約がパソコンを追い抜きました。
「スマートフォンで予約」を年代別で比べると、20代の44.7%を中心に、10代31.0%、30代28.3%。40代以降は一桁代に留まっています。

予約なしでふらっと行ける気軽さも魅力

ネット予約利用者は増えているものの、全体ではではまだ電話予約が44.2%と一番多くなっています。来店時に次回の予約をしていくという人も8.7%います。また、40代以降では年代が上がるほど予約なしで行くという人の割合も増えます。予約なしでふらっと行ける気軽さも魅力なのかもしれません。
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サロン初回来店時に重要視したポイントは?

"女性は「友人・知人の口コミ・おススメを聞いて」(27.7%)が最も高い。続いて「予約・口コミサイト」(26.4%)、「お店を街で見かけて」(25.4%)が高い。
男性は「友人・知人の口コミ・おススメを聞いて」(38.1%)が最も高い。続いて「お店を街で見かけて」(26.9%)、「予約・口コミサイト」(21.1%)が高い。"

口コミで選ぶが半数を超える

女性は友人・知人、予約・口コミサイト両方の口コミを合わせると54.1%で半数を超える数字になります。また、チラシが4.6%、フリーペーパーが4.4%と低い数値ににとどまっています。
この結果から、新規客の集客においてはどこに力を入れるべきかが見えてきます。
男性に関しては、友人・知人の口コミ・おススメが38.1%とネットよりも直接の口コミ重視の傾向が見られます。口コミ合計で6割に迫る数字になる一方、「お店を街で見かけて」も26.9%ありました。

現在利用しているサロンの継続理由、行かなくなった理由

現在利用しているサロンの継続理由

"「自宅から近い」が33.9%でトップ。続いて「料金がリーズナブル」(30.6%)、「料金が明確」(19.8%)が高い。"

継続理由としては、「自宅から近い」「料金がリーズナブル」と立地や料金設定の項目が高い割合を示しました。意外だったのは3位の「料金が明確」という要素です。技術や仕上がりの良さよりも上位にランクインしています。それだけ重視されているということでしょう。技術やカウンセリングスキルを磨くのはもちろんですが、明朗に料金を提示すると言う部分はまだまだ開発の余地がありそうです。

サロンを変えたり、リピートしなかった理由

"「自分でイメージした通りの仕上がりにしてくれない」が19.3%でトップ。続いて「料金が高い」(15.9%)、「スタッフの技術が低い(13.6%)が高い。"という分析が出ています。

行かなくなった理由としては、1位・2位・3位を通じて費用対効果のパフォーマンスが十分でなかったということにつきます。イメージ通りでなかったというのは事前のお客様とのイメージの擦り合わせが不十分だったと考えられます。この点はちょっとした改善で流失を防げるのではないでしょうか?
また、技術が低いというのも、現在の美容業界においては考えにくい理由です。あくまでお客様目線の評価ですので、「下手」だと感じさせてしまうのは、やはりこれも1番の「イメージした通りの仕上がりにしてくれない」と同様に位置づけされます。最低限のレベルに達しているのは必須ですが、お客様と仕上がりのビジョンをしっかり共有してから施術する事で評価も上がってくると思われます。

リピートしてもらうために担当スタイリストが美しさキープの責任を持つ

アンケートは選択肢の中に当てはまるものがないと、当然選ぶ事もできません。
最後に一つ質問ですが、「リピートしてもらうために次回の来店の目安を提案していますか?」
お客様の美しさをキープするのは担当スタイリストの責任です。
「今日キレイにしてあげたから、あとは自分で頑張ってケアしてね。」では十分ではありません。

次回の来店の目安をしっかり提案する

長期的な目で見て美のプランを立てる。キープするためには次回はいつごろ来れば良いかをしっかりお客様にも伝える事で、意識付けすることができるので、またあなたのお店に来てケアを任せてもらえるようになります。
お客様の最後の会計の際は「次回の来店の目安は○月○日頃です」としっかり提案する事を続けて行くと、おのずとリピート率も上がってくる事は容易に予測できます。

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